オヤジの食卓

 Funkを聴きながら、食について考える。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ

最新記事

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

カテゴリ

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

プロフィール

オヤジ

Author:オヤジ
1963年生れ愛知県在住
元居酒屋店主
2012年3月、ブログに手を染める。
 

カウンター

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

最新記事

最新コメント

RSSリンクの表示

スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

 ミニシアターで映画鑑賞  【ソウルガールズ】

2014/01/24(金) 00:56:53

久しぶりに映画館で映画を観た。
映画館と言っても、定員50名のミニシアター、名古屋にある名演小劇場である。
ミニシアターでは、所謂、ミニシアター系と言われる少々マイナーな作品が上映されているのが普通である。 配給元との関係も在るのだろうが、イギリスを除くヨーロッパ映画やアジア映画が多いように思う。
 これらミニシアター系映画にはマニアックなファンも多いであろう。
 私は特にミニシアター系映画のファンと言うわけでは無い。 ミニシアターに行ったのも初めてである。
ただ、私が観たいと思った映画が、そのミニシアターでしか上映されていなかったのだ。

 定員50名の劇場と言うのは、まさに学校の教室程の広さしかなく、上映前は少々不安を感じたのだが、場内が暗転してしまえば、自分の居る場所は大ホールと全く変わらない。
 スクリーンからの距離が近い分、大スクリーンで観るのと変わらない迫力である。
 音響も十分満足のいくものである。
 そして座席たが、深く身体を包み込む非常にリラックス出来るものであった。
実は映画館で映画を観るのは数年ぶりだが、近頃は何処の映画館でも此ような上等な椅子を使っているのだろうか。

 さて、肝心の作品だが私が観たのは「ソウルガールズ」である。
 ソウルを題材にした音楽映画と言えば、アメリカ映画を想像するであろうが、実はオーストラリア映画である。
 何故にオーストラリアでソウルかと、疑問を感ずるかもしれないが、それはこの映画のテーマの一つにもなっている所であろう。
 舞台は1960年代である。 60年代と言えば、アメリカでは黒人解放運動が盛だった頃であるが、オーストリアでも、先住民であるアボリジニ(所謂黒人)に対する差別が激しかったのである。
 そんな中、実力は在るのだが、アボリジニであるがゆえに社会から認めてもらえない姉妹がベトナム戦線のアメリカ兵の慰問の仕事を新聞広告で見つけ、高い報酬が得られるからと、それに応募しようとするのである。
 唯一、彼女達の実力を認めたアイルランド系の男(町のコンテストで司会をしていた男)が、ベトナムで米兵を相手に歌うならソウルを唄えと、カントリーを唄っていた彼女たちにソウルを教えるのである。
 
 彼女達は見事審査に通り、ベトナムの米軍基地や病院で唄うことになるのである。
 彼女たち(サファイヤアズ)は米兵たちに熱狂的に支持され、スター扱いになるのだが、そんな中で戦争の悲惨さや残酷さを知るのである。

 この映画、観終わってまず思うのが、オーストラリア版「ドリームガールズ」である。
 製作者は全く別物であると言っているようだが、やはりドリームガールズの影響を感じざるはえない。
 まあ、監督はドリームガールズとは全く違う世界を表現したつもりかもしれないが、脚本家は結構影響されているのではないだろうか。 もっともこれは私の勝手な想像だが。

 大体日本での宣伝の仕方はまさにドリームガールズを意識している。
 この映画、原題は「The Sapphires」である。 私はそのままで良かったのではないかと思うのだが、わざわざ「ソウルガールズ」などと言うタイトルを付けるから、「ドリームガールズ」と比較されてしまうのである。

 「夢は絶対にあきらめない」というコピーや「シンデレラストーリー」といった表現で宣伝しているが、彼女たちの夢とはなんだったのだろうか?

 この映画、実話を基に作られたらしいが、彼女たちはベトナム米軍基地ではスター扱いだったものの、その後アメリカ本土に渡り、アポロシアターで唄ったとか、オーストラリアに帰ってプロの歌手になったという訳では無い。 エンディング場面は出身地の村で村人を相手に歌うシーンで終わる。
 確かに、現実はそんなものかもしれないが、エンターテーメント作品としては落ちが無い。
 そもそも、この映画はエンターテーメント作品なのだろうか?
 歌のシーンは文句なく素晴らしい。 まさにエンターテーメントである。
 しかし、この映画には人種差別や戦争と言った社会テーマが盛り込められている。
 映画の中でアイルランド系の男(実はアイルランドからの移民はイギリスで差別を受けてオーストラリアに来た人たちが大抵である)がベトナムで唄うならソウルを唄えというのだが、実はベトナムの前線に送られたのは多くが黒人兵であったという現実がある。 つまりここにも人種差別が在ったわけである。 しかし、映画ではそこまでのことは表現されていない。 解かる人だけに解かる場面であろう。
 そして映画の中でキング牧師暗殺のニュースが流れ、画面はそれとシンクロしていくのだが、人種差別が大きなテーマに成っていることは間違いないのだが、社会ドラマと言う程、堅いものではない。 なにか中途半端な感じである。
 その他にも戦争や家族愛、恋愛などテーマを盛り込み過ぎなような気もする。

 ただし、ソウル好きの私にとって歌のシーンは最高である。 
 往年のソウルヒットが次々に登場する。 ジュリー役でリードVoのジェシカ・マーボイの歌はアメリカ本国 のソウルシンガー顔負けの素晴らしさだ。

 実話を基にした映画と言うのが、この映画の宣伝文句にもなっているが、何処までが真実で、どこまでが脚色か全くわからない。 「ドリームガールズ」は実話とは謳っていないが、誰が見てもモータウンとシュープリームスをモデルにしていることに気付くはずであるである。
 あまり実話ということに拘らず、気楽にエンターテーメント作品として鑑賞した方が楽しめる映画だと思う。



ソウルガールズ

The Sapphires

監督
ウェイン・ブレア

脚本
キース・トンプソン 
トニー・ブリグズ

原作
The Sapphires (トニー・ブリグズによる舞台版)

製作
ローズマリー・ブライト
カイリー・デュ・フレズネ

出演者
クリス・オダウド
デボラ・メイルマン
ジェシカ・マーボイ

製作会社
ゴールポスト・ピクチャーズ

公開
オーストラリア 2012年8月9日
日本 2014年1月11日

上映時間
103分

製作国
オーストラリア





関連記事
映画TB:0CM:0
<<  生牡蠣をハードボイルド風に食べる。  「生牡蠣のバーボンウィスキー掛け】ホーム全記事一覧 塩鮭のアラを使って。  【塩鮭と豚肉の粕汁】 >>

コメント
コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://kareha48.blog.fc2.com/tb.php/318-69801c47

オヤジのお気に入りCD

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック

Copyright(C) 2006 オヤジの食卓 All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。