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1963年生れ愛知県在住
元居酒屋店主
2012年3月、ブログに手を染める。
 

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 酒、アルコール飲料について考える。  【大阪、浪花酒造の偽装事件 】

2013/03/02(土) 09:34:47

 先月26日、大阪府の酒造メーカー「浪花酒造」が純米酒に醸造アルコールなどを混ぜたり、安価な酒に高級酒のラベルを貼ったりしていたことが発覚し、各メディアで大きく報道された。

 私は、この報道を知ったとき、「まだこんなことをやっているのか!」という驚きを感じた。
 所謂、食品偽装事件は2007年前後に大手メーカーや老舗料亭等で立て続けに発覚し、大きな社会問題になった。
 さすがに、もはや悪質な偽装をするメーカーは無いであろうと、勝手に思い込んでいた私は、間抜けなお人よしだったというわけだ。

 私がこのニュースを最初に知ったのはテレビのニュースだが、この社長がテレビのインタビューに対して応える様子は、まるで悪びれる様子もなく、平然と釈明しているよに思えた。
 もしかすると、彼の中には、それほど重大な過ちを犯したという認識が無いのかもしれい。
 まさか、この程度の偽装は業界では当たり前なのだろうか?
 いや、そんなことは信じたくない。

 しかし、メーカーサイドでは無く、その酒を提供する飲食店サイドでこのような偽装が往々にして行われてきたことは悲しいかな事実である。
 つまり高い酒のボトルに、安い酒を詰めてしまうのである。 日本酒に限らず、洋酒、焼酎等もである。
 特に、高級なブランド酒がじゃんじゃん売れたバブルの頃は、このようなことをしている店は多々在ったと思う。 しかし、やっている当人はそれほど罪の意識もなかったのかもしれない。
 ただし、言っておくが私自身はこのような不正に関わったことは一切ない。 業界の裏話として、そういった情報を耳にしたまでである。
 しかしまさか、メーカー自身が、安い酒に高い酒のラベルを張っていたとは、さすがに想像したことは無かった。

 確かに酒のランクによる味の違いは分かりにくい。 同じ銘柄でも、純米、吟醸、本醸造酒等といった数種類の分類がある。
 実は、私も以前、どれほどの味の違いが在るのかと、飲み比べをしたことがある。 新潟の某有名酒造の同一銘柄酒で、ランク違いの酒を飲み比べてみたのだ。  
 この酒は、日本酒好きなら誰でも知っている有名な酒だが、出荷量が限定されておりどこでも手に入るという品物ではない。
 その銘柄酒は数種類のランク分けがされているのだが、1ランク違いの酒(本醸造と特別本醸造)をそれぞれグラスに入れ、2杯並べて、その場で飲み比べをしてみたのだ。
 しかし、その違いは全く感じることが出来なかった。 当時、料理を造る仕事をしていた私は、味覚にはかなり自信があったのだが…。
 
 二つを並べて飲み比べても、全く分からないという結果なのだから、分類する意味がどこに在るのだろうかと思ってしまう。 
 所詮、人間の味覚では、1ランク違いの味の差を感じることはできないのであろう、しかし、最下級と最上級を飲み比べれば、もうすこし明確な味の違いを感ずることが出来たのかもしれない。 しかし、それも場所や時間が変わってしまえば、見分けるのは困難になるであろう。

 では何故、それほど味の違いがあるわけでもない高い酒を好んで飲むのだろうか?
 その喜びの本質は、酒の味よりも、むしろ『高い酒を飲んでいる』、『贅沢をしている』という、心理面から来る、昂揚感ではないだろうか。 その高揚感が、旨いと感ずるのではないだろうか? 

 しかし、その高揚感も、その製品に、『それ相応の手間暇がかかっている』、『高価な原材料を使っている』等といった、価格対する裏付けが無ければ感ずることが出来ない。
 何も知らず、気づかずに飲んでいる時は良いが、その中身がインチキだったと分かった瞬間に、その昂揚感は奈落の底にほど下降していくであろう。
 しかし、すでに胃の中で消化してしまっているものは、もうどうすることもできない。 『そんなインチキ商品なら要らない』と、元に戻すことはできないのだ。
 この酒造メーカーのファンで、ここの酒を好んで飲んでいた人は、まさに胃の中が煮えたぎるほどの怒りを感じているのではないだろうか。
 
 もはやこの酒造メーカーの酒を進んで買う人はいないであろう。
  いやその前に、小売店が店頭に並べるのを拒むであろう。
 現時点では、この社長は容疑者でも、被告人でも無い。 しかし、その不正の代償は相当大きなものになるはずである。

 今まで、こうした偽装は内部告発によって発覚することが殆どだったが、今回は国税庁の調査で発覚したという。
 国税局がこうした酒の調査までしているとは驚きだが、しかしその、酒の中の不純な成分を検出する技術は、ごく最近、確立されたものらしい。
 この大阪の酒造メーカーが、国税局に目を付けられた原因が何だったのかは解からないが、今回のニュースを知って、『ええーっ! 国税局にそんな技術が在るのかい?!』と、慌てている酒造メーカーが他になければいいのだが。

 それにしても、これほど次から次へと偽装が発覚すると、社会全体が信じられなくなる。
  律儀で真面目と言われる日本人だが、その日本でさえ、これほどのインチキが横行しているのだから、世界を見渡せば、一体どれほどのインチキ商品が存在するのか、甚だ不安になる。 すぐ隣のインチキ大国はもとより、ヨーロッパ辺りも怪しいものである。
 

 そういえば、あの貰い物の12年物のブランディーの中身は本物だろうか? 本当に12年寝かしたものであろうか? 

 いや、どうせ味の違いなど解かりはしないのだ、そう信じて飲めば、それで良いではないか。

224642_photo.jpg
 酒は楽しく、愉快に飲みましょう。




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