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2012年3月、ブログに手を染める。
 

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 Soul Funk 名曲、名盤探索(27) 【Ai No Corrida / Quincy Jones 】

2013/01/19(土) 00:00:59

 今月15日、大島渚さんが亡くなった。 大島渚と言えば、世界でも評価される映画監督だが、私にはコメンテーターとして、「朝まで生テレビ」で激論を交わす姿の方がよく記憶に残っている。
 実は私は彼の映画を1本も観たことが無いのだ。 
 大島の代表作とも言える「愛のコリーダ」は、日本とフランスの合作映画で、阿部定事件を題材にした映画である。
 しかし、この映画が公開されたころ、私はまだ中学生で単なるポルノ映画という認識しかなく、特に興味もなかった。

 私にとって「愛のコリーダ」と言えば、1982年にクインシー・ジョーンズがヒットさせた楽曲である。
 この曲は世界的にヒットし、当時日本のディスコでも頻繁に流れていた。
 私もアナログのLP盤を持っていた。
 元々ジャズの大御所であるクインシー・ジョーンズが、何ゆえこのようなディスコミュージックを作ったのか?
 当時は色々と批判もあったようだが、この80年前後はまさにディスコ全盛の時代で、多くのジャズミューシャンがディスコ路線の曲を作ってヒットさせている。
 ディスコミュージックというと、いかにも商業主義のようだが、あのマイルスさえもがFunkを意識したように、誰もが、よりファンキーな音楽を目指した時代だったのかもしれない。

 ところが、このクインシーの「Ai No Corrida」が、大島渚監督の「愛のコリーダ」に由来していると知り、俄然 大島の映画に興味が湧き、是非映画「愛のコリーダ」も観てみたいと思ったものだが、何しろ大島の「愛のコリーダ」は当時、何かと問題を抱えた作品であり、どこのレンタルショップにも置いていなかったため、結局今までこの作品を観ずに来てしまったというわけだ。(しかし、現在なら、レンタルショップでの取り扱いもあるかも知れない。 今度探してみよう。)

 クインシーの「愛のコリーダ」だが、クインシーが映画「愛のコリーダ」にインスパイアされて作ったように解釈している人も多いようだが、私はそうは思わない。 なぜならクインシーの「愛のコリーダ」はカバー作品であり、オリジナルはイギリスのミュージシャンが作ったものなのだ。
 しかし、オリジナルの方は全く売れず、その存在すら知らない人が多いのではないだろうか。
 「Ai No Corrida」は、映画「愛のコリーダ」を観て、感銘したイギリスのミュージシャンが曲を作り、その曲を聴いたクインシーが自分のアルバムに取り上げたのだ。 したがってクインシー本人は映画そのものは観ていない可能性が強い。 いや断定はできないが、観ていないと考えるのが普通ではないだろうか?

 それにしても、映画「愛のコリーダ」にインスパイアされて作られたという曲が、なぜに、これほどファンキーに仕上がったのか? 英語が理解できなので歌詞もさっぱりわからない。

 そうなると、イギリス人ミュージシャンが作ったオリジナルの「Ai No Corrida」が聴きたくなるものだが、当時は名前も聞いたことのないような海外ミュージシャンのレコードを日本で入手することは困難であり、オリジナル版「Ai No Corrida」は私にとって、永らく全く未知なものだった。
 しかし、インターネットの発達というものは素晴らしいものである。
 大島監督の訃報を知り、再び「Ai No Corrida」を思い出した私は、改めてネットで検索してみると、在るではないか、オリジナル版「Ai No Corrida」のPVが!

 早速拝聴させてもらったのだが、驚いたのは、音楽よりその映像の方である。
 全く理解不能の安っぽい映像。 この映像も含め大島の「愛のコリーダ」を意識しているのだろうか? だとすれば、これはインスパイアではなく、パロディーであろう。
 いや、映画を観ていないので私には解からない。 しかし、阿部定事件を扱った映画と、ディスコ風のこの曲とはあまりに遠いような気がするのだが。
 この機会に大島監督の「愛のコリーダ」もぜひ観てみたいと思うのだ。


 さてここで、クインシー・ジョーンズの「愛のコリーダ」と聴き比べて私が意外に思ったのは、メロディーにおいては、クインシーはほぼ忠実にカバーしていたことだ。
 日本の歌謡曲と違って、洋楽、特にロック、ジャズではメロディーより、コードを基本にするため、カバー作品とはいえ、原曲とかけ離れた作品が出来上がることが多いのだが、クインシーの「愛のコリーダ」はほぼ原曲のイメージそのままのカバーに仕上がっている。  
 しかし、原曲の方はリズムがかなり軽い感じで、その後流行るユーロビートのようだが、クインシーの方はリズムに重量感があり、アレンジもよく考えられている。 腕利きプレーヤによる演奏はやはり素晴らしい。
 これを単にディスコミュージックと片付けてしまうのは、クインシーや演奏しているプレーヤーにとって、あまりに気の毒である。 
 クインシーの「愛のコリーダ」が収録されているアルバム「The Dude」は、トータルで聴いても完成度の高い秀作アルバムである。
 ジャズミュージシャンが作ったSoul、Funkの名盤と言って良いだろう。


Ai No Corrida / Quincy Jones



 クインシーのはしゃぎっぷりが楽しく、ルイス・ジョンソンのサンダーベースに思わずチビリそうになった武道館ライヴの映像を貼り付けてみた。 この時のライヴはレコード化されたのだが、CDの方は現在廃盤に成っているようだ、アマゾンで中古盤が凄い値段で出品されている。

 そしてこちらがオリジナル、チャズ・ジャンケルの「Ai No Corrida」



 クインシー版の映像を観た後でこれを観ると、単なる悪ふざけとしか思えなのだが…。


 大島渚さんのご冥福を心からお祈りいたします。



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