オヤジの食卓

 Funkを聴きながら、食について考える。

クリックをお願いします。

にほんブログ村 オヤジ日記ブログへ

最新記事

全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

カテゴリ

リンク

このブログをリンクに追加する

月別アーカイブ

プロフィール

オヤジ

Author:オヤジ
1963年生れ愛知県在住
元居酒屋店主
2012年3月、ブログに手を染める。
 

カウンター

カレンダー

08 | 2013/09 | 10
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 - - - - -

最新記事

最新コメント

RSSリンクの表示

スポンサーサイト

--/--/--(--) --:--:--

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
スポンサー広告

 これぞ名古屋飯?!   「大あさりのみぞれ焼き」

2013/09/27(金) 00:00:36

024_201309130704463d8.jpg

この貝をご存じだろうか?
 おそらく愛知以外の人は殆ど知らないであろう。

 大アサリである。

 大あさりと言っても、いわゆるあさりが大きく育った訳では無い。 大あさりは通称で、正式にはウチムラサキ貝という。 しかし、愛知でウチムラサキ貝と言っても、逆に殆ど通じないであろう。

 地域によってはホンビノス貝を大あさりと呼んでいる所もあるようだが、ホンビノス貝とは別物である。
 大きさは同じくらいなのだが、ホンビノスは殻の表面はつるりとしているのに対して大あさり(ウチムラサキ)は殻の表面がざらざらである。 そして大あさり(ウチムラサキ)の口はやや開いているのに対し、ホンビノスはハマグリのようにぴったりと口を閉じていて、写真の大あさりの様に殻から水管を出していることは無い。
 決定的な違いは、ホンビノス貝の内側は白色だが、大あさり(ウチムラサキ)はその名の通り殻の内側が濃い紫色である。
 ホンビノス貝は、元々バラスト水に混ざり日本に運ばれた外来種で、東京湾で発見されたのは10年程前である。 しかし、味がハマグリ似て美味しいので最近に成って関東周辺で、大あさり、白ハマグリ等の名で流通するようになった貝である。

 しかし愛知で大あさりといえば、ウチムラサキ貝である。 誰が何と言ってもウチムラサキである。 ホンビノス貝など誰も知らない。 知っているのは一部の水産関係者と一部の料理人だけである。

 さて、大あさり(ウチムラサキ)だが、愛知の伝統食材である。 
 過去記事において、愛知の伝統食材や食文化が薄れつつあるようなことを書いたが、この大あさりに関してはしっかりと伝統が守られていると言っていいのではないだろうか。 昔から愛知ではごく普通に食べられている食材で、現在でもそれは変わらないと思う。
最もよく食べられるのは、海水浴シーズンの海の家ではないだろうか。 焼き大あさりは海の家の定番メニューである。 海岸近くのドライブインや土産店でも名物として売られているし、名古屋市内では居酒屋などで提供されている。 一般スーパーに並んでいることもある。
 つい最近も、暴力団関係者が、三河湾の大あさりを100キロ以上密漁して逮捕されるという事件がニュースになったばかりである。

 愛知ではあまりにポピュラーな食材の為、全国でも同じように食べられている貝だと思い込んでいる愛知県民も決して少なくない。
 私自身、この大あさりが、愛知限定食材と知ったのは成人を過ぎてからである。

 そんな大あさりが1個98円だったので、2個買ってきた。
 大きさを比較できるように鶏卵を一緒に並べて写真を撮ったのだが、実はこの大きさでも大あさりとしてはやや小ぶりの方である。 大きいものはこの倍以上の大きさにもなる。  勿論値段も倍程に跳ね上がるが、それでもハマグリやサザエと比べるとリーズナブルな貝である。  そんな値段の手頃なところも名古屋人に支持されている要因に在るのかもしれない。 何しろ名古屋人は、安くて大きいものが好きなのである。 
 
 さて、食べ方だが、醤油と酒をちょいと垂らして焼くのが一般的であろう。 シンプルに食べるのが一番だと思うが、今日はちょっとだけ手を加えて、みぞれ焼きにしてみようと思う。

025_201309141419390f8.jpg 026_201309141419431f8.jpg

 まずは大あさりの口の開いている部分から真直ぐに包丁を入れ、貝を半分に切り開く。
 大きいものは、身を殻から取り外し、さらに2.3個に切り分けてから焼くのだが、今日の貝の大きさならこのままで充分である。
 塩気と砂を流すために、真水で貝の中をよく洗う。

027_20130914141944ef9.jpg 029_20130914141948785.jpg

 貝を焼き網の上にのせ酒を少々振り、大根おろしに薄口醤油と刻んだ三つ葉を混ぜたものを乗せて強火で焼いていく。
 ぐつぐつと煮立ってきたら出来上がり。 焼きすぎは禁物である。

036_20130914143636f65.jpg

 近ごろ、名古屋飯というものがよく話題になるが、名前が挙がるのは手羽先やあんかけスパ、台湾ラーメン等である。 しかしそれらは、私が子供の頃には無かったものである。 歴史がまだまだ浅いのだ。 それら以外にも愛知独自の食文化というのは探してみると以外とあるものである。 「それらを忘れとったら、いかんぎゃあ」という訳である。

035_2013091414363417c.jpg

 大あさりのみぞれ焼き
(大あさり、大根、三つ葉、酒、薄口醤油)













スポンサーサイト
 食   TB:0CM:4

 買ってしまった…   【パワートーチ】

2013/09/24(火) 00:00:55

002_20130921072236625.jpg 003_2013092107223834e.jpg

買ってしまった…。

 これが何だか? この写真だけでは解からないであろう。


 004_20130921072242259.jpg

 しかし、これをカセットボンベにセットして点火すると、こうなる訳である。
 
 正式名称を何というのか。 商品名は「パワートーチ」と書いてある。
 いわゆる簡易式のガスバーナーである。

 最近、料理の現場でこれを使っているのをよく見かける。
 まあ、大抵は寿司屋である。 いわゆる「炙り」などと言って、これを使って、ネタをジューッと炙っているのである。
 それを見ていたら、つい自分でもやってみたくなったのだ。
 こんな道具を使って、刺身や寿司をジューッと炙るのは如何にもプロっぽいではないか。
 あの道具は幾らぐらいするのだろうか? と思い、調べているとアマゾンで見つけた。

 同じような商品は他にも幾つかあり、価格も様々である。
 かなり高額なものもあるのだが、一番安いものを探すと1430円だった。

 ついうっかり「購入する」をクリックしてしまった。
 いやはや、酒を飲みながら通販サイト等を覗いていると、つい冷静な判断を失ってしまう。
 気が付くと、本気で必要ない物を買っていることが多い。

 テレビなどでも、深夜にTVショッピングの番組が多いのは、多くの視聴者が酒と睡魔で意識が朦朧としている時間帯であることを狙っているからではないだろうか。
 大抵の人は酒が入ると気が大きくなるものだ。 冷静な判断も失う。
 そんなときに、大げさなリアクションで「これは安い!」「今回限り!」「今がチャンス!」などと連呼されれば、それほど必要ない物でも、ついうっかり購入してしまうものだ。



 商品は二日後に届いた。
 
 ―――― そういえば、俺、これ買ったんだ… ――――
 ―――― なんで、こんなもん買ってしまったのだろう ―――

 今頃、気づいても遅いのである。

 実は刺身や寿司ネタを炙るというのは、昔からある手法なのだ。
 しかし、当時、こういったガスバーナーは厨房になかった。
 では、どうしていたかというと、冊にした刺身に串を打って、ガスコンロの火を全開にして表面を炙るのである。
 表面を焼いた冊は、中まで熱が入らないように直ぐに氷水に漬けて冷やし、よく水分を拭ってから刺身に造るのである。
 最近は「炙り」などと言っているが、これは「焼霜造り」という、ちゃんとした料理名が付いているのである。

 寿司ネタに於いては、穴子や貝ネタ等を網に乗せて、コンロの直火で軽く炙ったりしていた。

 しかし、このガスバーナーがあると、串を打ったり、網に乗せたりせずに炙ることが出来るので、手間が無くて良いのは確かだ。
 それに、下からの火では無く、料理の上から炙ることが出来るので、グラタン等の焦げ目付けに良い。
 グラタンを逆さにして、コンロの火で炙ることは出来ないので…。 

 まあ、よく考えれば、使い道は色々在るだろう。
 料理以外にも、ちょっとした工作やDIYにも使えそうである。

 
 果たして、このブログで、このガスバーナを使った料理がいつ登場するか?
 私自身、思案中である。




 今日の一曲
The Three Sounds - Something You Got







新富士バーナー パワートーチ RZ-720(バーナー本体のみ)新富士バーナー パワートーチ RZ-720(バーナー本体のみ)
()
新富士バーナー

商品詳細を見る

 
 


 食   TB:0CM:0

かぼちゃを美しく煮る。  【かぼちゃとブロッコリーの含め煮】

2013/09/20(金) 00:00:07

008_20130910075423bab.jpg

 かぼちゃである。
 女性には好きな人が多いのではないだろうか。 芋、蛸、南京といって、女性の好物といわれている。
 これは井原西鶴の言葉でその根拠はよく解からない。
 しかし、私の経験値からいっても、かぼちゃを好んで食べる女性は多いと思う。
 かぼちゃグラタン、かぼちゃスープ、かぼちゃプリンといったデザートまであるが、こういったものを好んで食べるのは大抵女性ではないだろうか。
 しかし、男性には、やはり好き嫌いの分かれる野菜ではないだろうか。
 実は、私自身も苦手な野菜である。
  
 ご年配の方で、「俺は、戦時中に、米の代わりにかぼちゃや薩摩芋を食べさせられたんだ! 今はもう食べたくない」等と言い出すジジイがいるが、私の場合決してそういった理由ではない。 戦後の生まれである。

 何故かぼちゃが苦手か?
 何しろ、甘いのがいけない。 特にかぼちゃの煮物である。 ただでさえ甘いかぼちゃを砂糖を多量に使って煮詰めたような煮物は、どうしても箸がのびない。
 しかも見た目が悪い。 べちゃっとして、いかにもどんくさそうだ。 

 今回は敢えて、そんなかぼちゃの煮物を作ってみようと思う。
 甘過ぎず、見た目もどんくさくない、男性でも思わず食べてみようかと思わせるかぼちゃの煮物である。 
 
 まずは完成形の写真である。

032_201309100754328f7.jpg

 かぼちゃの形は全く崩れておらず、色も綺麗で、煮汁も濁ってはいない。

 「これで、かぼちゃは柔らかくなっているのか、味はしみているのか?」 と、疑問に思うかもしれないが、かぼちゃは充分に柔らかくなっているし、味もちゃんと浸みている。
 これは、いわゆる「含め煮」という手法で作ったものである。 料理屋では当たり前の作り方なのだが、家庭ではあまりこうした作り方はしないかもしれない。
 所詮、自家消費用の料理なので、見た目はどうでもいいという人には参考にならないかもしれないが、ワンランク上の煮物を作りたいという人には参考になるのではないだろうか。
 
 では、調理にかかろう。

 009_2013091007542550f.jpg

 まずは、一つ一つの大きさを揃えて、かぼちゃをカットする。 ここは結構、肝心な所だ。 大きさがバラバラだと煮上がりにむらが出てしまう。

 011_201309100754269ae.jpg 014_20130910075431391.jpg

 ここも肝心だが、かぼちゃの裏側の柔らかい部分は、思い切って、包丁で切り落としてしまう。 少々勿体ないような気もするが、この部分はそのまま煮ても、どうせ溶けてどろどろに成ってしまう。 見栄えの悪くなる原因である。

017_20130910095039151.jpg 018_201309100950401d2.jpg


 かぼちゃはの皮は剥かずに調理することが多いが、やはり皮側は火が通りにくく、味も浸み難い。 全部を綺麗に剥く必要は無いが、所々で良いので剥いた方が良い。 こうすることで均一に火が通り煮崩れを防ぐのである。
 より高い完成度を目指すなら面取りもした方が良い。

 さて、カットしたかぼちゃを煮ていくのだが、かぼちゃに限らず、他の野菜でも、含め煮にする場合いは、材料を一旦、下茹でしてから煮ていくのが普通である。
 しかし、かぼちゃの場合は煮崩れしやすいので、料理人によっては、茹でずに、蒸すという手法をとる場合がある。
 しかし、さすがに蒸し器まで引っ張り出すのは面倒である。 今回は、蒸す代わりに電子レンジで加熱した。
 この後、煮ていくので、7割程火が入ればよい。
 加熱時間は、かぼちゃの量やレンジのパワーで変わってくるのではっきり分からないのだが、1/4分個のかぼちゃを皿に平らに並べ、ラップをして約4分加熱した。

019_2013091009504113e.jpg 022_20130910095043f5f.jpg

レンジで加熱したかぼちゃを鍋に入れ、かぼちゃが被るまでのたっぷりの出汁(顆粒使用)を張って煮ていく。 味付けは薄口醤油、味醂、砂糖。
 文字数ばかり多い割に、数字になった調味料のレシピが無いので申し訳ないが、自分でも計って作っている訳ではないので、よく分からないのだ。 出汁を効かせて、薄味に仕上げるのが良い。
  
 味が決まり、かぼちゃに完全に火が通ったところで、あらかじめ塩を少々入れた湯で下茹でしておいたブロッコリーの投入である。 かぼちゃの火の通りを確認するには竹串を刺して確認する。

 もう一度、一煮立ちさせたところで火を止めるのだが、これで完成ではない。
 この時点ではまだかぼちゃに味がしみていない。 このまま煮汁に漬けこんだまま冷ますのである。 煮物は冷めていく段階で味が中まで浸みていくのである。 しかし、ブロッコリーはそのまま熱い煮汁に漬けておくと色が悪くなる。 ブロッコリーだけ、ざるにあげ、団扇であおいで直ぐに冷まし、煮汁が冷めてから、元に戻すのである。

 含め煮は、たっぷりの煮汁に漬けたまま、完全に冷めるまで時間をおくことで味を浸みこますのである。
 温かいものが食べたければ、食べる直前にレンジ等で再加熱すればいい。
 しかし、今時はどうか解からないが、以前は料理屋でも野菜の煮物や炊合せは、冷めたものを提供するのは普通であった。

033_20130912042930c5c.jpg

 かぼちゃとブロッコリーの含め煮
 (かぼちゃ、ブロッコリー、出汁(顆粒)、薄口醤油、味醂、砂糖)




 食   TB:0CM:0

Soul Funk 名曲、名盤探索(39)   【Candi Staton / Candi Staton】

2013/09/17(火) 04:10:44

Candi StatonCandi Staton
(2003/12/15)
Candi Staton

商品詳細を見る


 間違いなくSoulの名盤に入るべき、アルバムであると思うのだが、つい、忘れがちになってしまうのが彼女ではないだろうか。

 キャンディー・ステイトンである。
 68年にフェイムからデビューした彼女だが、当時はゴスペルを基にしたディープなソウルを唄っており、サザンソウルファンからは非常に人気が高かった。
 しかし、その後ワーナーに移籍し、何故かその方向はディスコ、ポップス路線に変更してしまった。 確かにYoung Hearts Run Freen等の小ヒットは在るものの、アルバム的には傑作といえるものは生まれなかった(1枚のアルバムにディスコ、ハウス、ゴスペルが入り混じり、その方向性はあまりに不安定で、聴いていてストレスすら感じる始末である)。

 さらに、フェイム時代の音源(3枚のアルバムと10数枚のシングル)が、永らくの間、廃盤状態で入手困難だったために、いつしかファンからも忘れがちの存在になっていたのではないだろうか。

 そんな彼女だが、2000年辺りから原点回帰か、再びゴスペル調の歌を歌う様になり、サザンソウルファンから再び注目を集めるようになった。
 そこで2004年にフェイム時代の音源がCD化されたという訳ではないだろうか。

 このCDはフェイム時代の音源が一枚にまとめられている。
 名盤と言われた1枚目、2枚目のアルバムは全曲完全収録、3枚目のアルバムからは5曲、プラスアルバム未収録のシングルが4曲、全26曲収められている。 これはもはや完全盤と言っていいであろう。 まさに一家に一枚の必聴盤である。

 サザンソウル、レディーソウルといえば、同じくゴスペル出身のアレサ・フランクリンを思いおこすであろう。
 アップチューンが得意で、やたらにフェイクしまくるアレサのような派手さはキャンディには無い。
 しかし彼女の歌声は、非常にディープで、魂を揺さぶるのである。 勿論アップチューンのファンクもあるが、どっしりとした落ち着きがあるのだ。 声がとても良い。
 まさにグラスを傾けながら聴くのに最適のアルバムである。
 中でも「Stand By Your Man」は名曲と言っていいと思うが、元はカントリー曲らしい。
 この辺りのカントリーとゴスペルの融合は非常に見事である。 これはアルバム全体に言えることである。 カントリー風のメロディーラインの曲が多いが、バックの演奏と彼女の歌唱で非常にディープなソウルに仕上がっている。
 
 


Candi StatonCandi Staton
(2003/12/15)
Candi Staton

商品詳細を見る

 









関連記事
 踊れるFunk 20選
 ヘビー級Funk 20選
 SOUL入門 定番の20選
 黒いJazzFunk 20選
 車内で聞きたいJazzFunk、SmoothJazz 20選
 甘茶ソウル20選












 
Soul・FunkTB:0CM:0

 骨付きチキンは何故売っていない?  【鶏ももの山椒焼き】

2013/09/13(金) 00:00:35

もも焼きが食べたくなった。
 鶏のもも焼きである。
 私にとって、もも焼きといえば、骨付きの鶏もも肉を焼いたものである。

 そんなわけで、スーパーで骨付きもも肉を仕入れようと思ったのだが、今どき骨付きもも肉は売ってないのである。
 骨付きもも肉は、クリスマス前になると店頭に沢山並ぶのだが、普段は需要が無いのか何処のスーパーにも並んでいないのである。

 子供の頃、家で母親が焼いたもも焼きをよく食べた。 
 あの頃は、定食屋さんや食堂でも、もも焼き定食なんぞを出す店が普通に在った。 足首の先にアルミホイルが巻いてあり、そこを手で掴んでそのままかぶりつくのである。
 今どき、そんな料理を出す店も無いであろう。

 骨付きもも肉は少々食べ難いかもしれないが、骨から出る旨みと、骨が付いていることで焼いても肉が縮みにくくジューシーな美味しさが在ったと思う。

 しかし、売っていないのだから仕方がない。
 仕方がないから骨抜きのもも肉を買って帰った。
 

 さて、鶏もも肉を焼いていくのだが、まず筋きりをする必要がある。
 もも肉を皮を下にして俎板に置き、白い筋を数か所、包丁で切っておく。 黄色い脂の塊などもあれば包丁で切り取る。

 001_2013082709032479d.jpg

 皮も縮みやすいので写真のように切り目を入れておくと良い。 これは良く切れる包丁でなければ出来ない筈である。 ホークを使って皮目にブスブスと穴を開けるだけでも良い。

さて味付けだが、以前マジックソルトというものを買ったことが在る。
 これを振って焼いてみようとおもい、容器を振ってみたがいつの間にか空に成っていた。
 マジックソルトに関しては、このブログ内でも記事にしたが、値段の割にそれほど美味しいというものでもない。
 かなり大量に振らないと味が乗らないので、数回使っただけで、いつの間にか使い切っていたのだ。 数百円の調味料でも割高という訳だ。

 大体、昭和のオヤジの舌に、片仮名のスパイスのブレンドはあまり馴染まない。 マジックソルトを買うのはもう辞めである。
 そこで日本人にもなじみのあるスパイス、粉山椒を使うことにした。

 粉山椒は、うなぎ屋のテーブルには必ず置いてあるが、うなぎ屋以外でテーブルに常備している店は意外と少ない。 焼き鳥屋のテーブルに置いてあれば、少々気が利くなといった感じである。 しかし、使う人が少ないのか、開封してから時間が経ち過ぎて、辛みも香りも抜けてしまっているということが大抵である。
 ラーメン屋のテーブルに粉山椒が置いてあるのは見たことが無いが、実は粉山椒はラーメンに振っても旨い。
 そして味噌汁に一振りしても旨いのである。 うなぎ以外にもいろいろと使えるのだ。

002_201308271204101ce.jpg 003_201308270903250bb.jpg

 鶏ももの両面に塩と黒胡椒を振り、粉山椒をたっぷりと振った。
 粉山椒も上等なものは、本当に香りが良く美味しいのだが、値段も高く一般には手に入りにくいので普通のSBの瓶入りを使った。

 これをフライパンで焼いても良いのだが、どうも油を使うとキッチン廻りが汚れるのと部屋が煙るので嫌なのだ。
 そこで、魚焼き用のグリルに突っ込んで焼いてみた。
 これで焼くと煙が出ないので良い。

 皮の方から焼くのが普通だが、我が家のグリルは上火だけなので、皮を下にして身の方から焼いた。 皮側を後から焼いた方がパリッと仕上がる。
 鶏肉は火の通りにくい材料である。 火が強すぎると中まで火が通らない内に表面が焦げてしまうので注意である。 だからといって、あまり弱火で時間をかけて焼きすぎると肉が縮んで、ジューシーさが失ってしまう。
 肉の厚さにもよるが、10~15分程度で焼きあがるように火力を調節するのが良い。
 かえって解かりづらいだろうか? 料理経験の豊富な人なら中火とか弱火と表現するより、ピンとくるはずだと思う。
 
004_201308270903268cb.jpg

 鶏を焼きながら、付け合せの野菜も焼いていこう。

005_20130827090331317.jpg

これが焼き上がり。 これくらい焦げ目をつけた方が皮がパリッとして旨い。

007_201308270903327e5.jpg

 カットして皿に盛る。
 仕上げにもう一度粉山椒を軽く振ると、よりいっそう山椒の香りが引き立つ。
 このままでも良いのだが、ガーリックオイルと醤油を半々程度に割ったソースを少々振ってみた。 レモンを絞って食べたら抜群に旨い。
 今回使った鶏肉は国産のブロイラーである。 地鶏は、今の私の経済状況では高くて買えない。 それでも安価な外食チェーンやコンビニ弁当に使われるブラジル産の冷凍チキンよりは格段に旨い。 ただ焼くだけの単純な料理なら自分で作ったほうが旨いものが出来るのである。

 

008_20130827120412be9.jpg
鶏もも肉の山椒焼き。
 鶏もも(国産ブロイラー)、椎茸、南京、獅子唐、塩、黒胡椒、粉山椒、レモン、ガーリックオイル(オリーブ油)、醤油



RUFUS THOMAS - DO THE FUNKY CHICKEN








 食   TB:0CM:2

  レタスを風呂に入れる。   

2013/09/06(金) 00:00:04

 今更、すでに知っている人も多いかもしれないが、レタスをお湯に漬けるとどうなるか?

 これがどういう訳か、シャキーンとパリパリ、いや、バリバリと良いっていいくらいの食感に成るのだ。

 情報の発達した現代では、もはや常識と考えている人も居るかもしれないが、料理の世界では数年前まで生食用の野菜をお湯に漬けるなどと言うことは考えられないことであったのだ。

 かつて飲食店の現場では、冷蔵庫に保存している野菜(葉物野菜)が、萎れかけている場合どうするか?
 それは水に漬ける事であった。 
 
 今だから書くが、その際、水に漂白剤を混ぜたり、中性洗剤を少々混ぜることで萎れていた葉物野菜が劇的に回復することは、料理人(業界)の間では知られていることであった。

 しかし、お湯に漬けるという発想は全く無かった。 むしろ氷水に漬けていたくらいである。
 レタスをお湯に漬けたら煮えてしまうではないかと考えるのが普通である。


 私がレタスをお湯に漬ける方法を知ったのは4、5年前のことである。
 たしかNHKの番組「ためしってガッテン」であったと思う。
 レタスをシャッキとさせる方法として紹介されたのだが、50℃のお湯に漬けるというものであった。 
 これは「50℃洗い」と言って、去年辺りからネット上や各種メディアでもちょっとした話題に成っている。

 しかし、私がNHKの放送で、その裏技を知った4,5年前には、一般的にはそんな手法は知られていなく、私もどうせガセネタだろうと決めてかかっていた。
天下のNHKの言うことだからと、何でも鵜呑みにすることはできないのだ。 NHKでも過去には誤報もあればヤラセ事件も発覚している。
 「ためしてガッテン」についても、番組内で過去の放送について訂正されることが時折ある。

 そんな訳で、レタスをお湯に漬ける手法は、ためすつもりも無かったのだが、たまたまレタスを洗おうと、葉を千切ったボールに水を流していたのだが、気が付けばそれは水では無くお湯であった。
 しまった、間違えた! と思ったのだが、レタスを確認するとパリパリのシャキシャキに成っているではないか。
 そうか、以前NHKでやっていた情報はガセでは無かったのだと、そこで初めて気が付いたわけである。

 元々この効果を発見したのは学校給食の現場で、衛生上、生食用のの野菜も50℃以上のお湯で洗うように指導されたため、仕方なくレタスを50℃のお湯に漬けたら、レタスが水に漬けるよりはるかにシャキっとしたというのが発見の切っ掛けだったらしい。

 何故、レタスがシャキッとなるのか、詳しい理由は解からないが、熱で表面の細胞が変化するらしい。
 理由はどうあれ、これは結構使える技である。
 
 お湯に漬けてシャキッとさせたレタスはドレッシングを掛けた後でも、シャキシャキ感がかなり持続するのだ。
 同じサラダでも歯ごたえがある分、満足感があるのだ。
 
 こういった手法は飲食店の現場でも取り入れられているのだろうか?
 新しいタイプのチェーン店ではすでに実践しているかもしれない。
 しかし、古いタイプの料理人が仕切っている様な店では、取り入れられていないことが多いのではないだろうか?

 料理人と言うやつは結構頑固なタイプの人間が多いのだ。
 私もそうだったのだが、レタスをお湯に漬けると良いと言っても、多くの人がにわかには信じないだろう。

 しかし、この手法は飲食店でこそ取り入れるべきであるとおもう。 なぜならレタスが普通以上にシャキッとなり、ドレッシングをかけても直ぐには萎まないということは、同じサラダを盛るにも、それまでよりレタスの量が少なくて済むのだ。 これは材料費の節約になるではないか。
 それでは上げ底と同じではないか、と思うかもしれないが、レタスに歯応えがある分、葉っぱの枚数を減らしても、しっかりと食べ応えを感じられるのだ。 

 50℃と言う温度は微妙だが、正確に測らなくとも給湯器の温度を少々上げてやればそれでいい。
 一瞬なら熱くないが、長く指を付けていると、ちょっと熱いといった程度の温度である。
 私の経験から言えば、50℃以下の温度でも、ある程度の効果は得られるようだ。
 ネット上には、40℃以下の温度では菌の繁殖増えるの避けるべき、と言う記事もあったが、直ぐに食べるなら問題無いであろう。

 まだ試していない人は、騙されたと思って一度試してみては如何だろうか。




Lettuce "Lettsanity"








 食   TB:0CM:0

Soul Funk 名曲、名盤探索(38) 【Lettuce - Fly】

2013/09/03(火) 00:00:10

 久しぶりにCDを買った。

 今年の夏は異常に暑かった。 9月に入っても依然暑さが収まる気配が無い。
 そんな夏の終わりに、さらに暑苦しい音楽が聴きたいと、購入したCDがこれ。

FlyFly
(2012/06/05)
Lettuce

商品詳細を見る


 Lettuce(レタス)というバンドである。
 レタスとは野菜のことではない、Let us!(俺たちにさせろ!)という意味かららしい。 
 日本では少々知名度が低いかもしれないが、実はSouliveのエリック・クライズノー、ニール・エヴァンスらによるファンクバンドである。
 知名度ではSouliveの方が上かもしれない。
 Souliveもジャズファンクバンドではあるがアルバムごとに編成と音楽スタイルが変化して、少々個性が薄い感じである。

 このLettuceというバンド、3枚のスタジオアルバムが在るのだが、どれも強力なファンクアルバムである。
 そしてこの「Fly」は去年発表された彼らの3枚目のアルバムである。
 3枚のアルバムの中では、最もファンク度が高いのではないだろうか。



 もったいぶったイントロから始まる1.Fly。 非常に粘度の高いFunkで、ダルな感じがまた良い。

 切れ味の鋭いホーンサウンドが炸裂するノリの良いアップチューンファンクの2.Lettsanity

 反復されるギターのリフにホーン隊の分厚いブロウが重なるニューオリンズ風の泥臭いファンク5.Bowler
 
 タイトル通りのGo-GoFunk、5.Let it Go Go

 そして彼らの3枚のアルバムには共通して、有名ファンクナンバーのカバーが1曲収められているのだが、今回のアルバムにはWarの名曲10.Slippin' IntoDarknessが収められている。

 全13曲の内、ボーカル曲が1曲。 どこをとっても全て重量級のヘビーファンク! まさに暑苦しい… いや熱いFunkである。


 最近は、この手のFunkを演奏するバンドが本当に少なくなったと思う。 
 ジャズファンクとジャンル分けされる彼らだが、そんなクールなサウンドではない。 ジャズの要素はほとんど感じない。 ひたすらFunkでゴリ押しする、暑苦しいファンクバンドである。







関連記事
 踊れるFunk 20選
 ヘビー級Funk 20選
 SOUL入門 定番の20選
 黒いJazzFunk 20選
 車内で聞きたいJazzFunk、SmoothJazz 20選
 甘茶ソウル20選










Soul・FunkTB:0CM:0
ホーム全記事一覧

オヤジのお気に入りCD

検索フォーム

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

メールフォーム

名前:
メール:
件名:
本文:

最新トラックバック

Copyright(C) 2006 オヤジの食卓 All Rights Reserved.
Powered by FC2ブログ. template designed by 遥かなるわらしべ長者への挑戦.
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。