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Author:オヤジ
1963年生れ愛知県在住
元居酒屋店主
2012年3月、ブログに手を染める。
 

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料理番組を考える。  【アイアンシェフ・料理の鉄人】

2013/03/29(金) 00:00:43

 今や、料理番組やグルメ番組は数多くある。
 だが、私はそういった番組を殆ど観ない。 殆どが主婦や女性向けのものが多いうえに、グルメレーポーターの大げさなリアクションが無性にイラつくからだ。

 そんな中で、唯一、私が毎週楽しみにしていた番組がある。
 フジテレビで放送されていた、「アイアンシェフ」である。
 放送されていたと、過去形なのは、残念なことに、3月22日の放送で終了してしまったからだ。
 
 この番組は、90年代に放送されていた、「料理の鉄人」の復活版である。 キャストや鉄人は変わったが、内容は同じである。
 過去に放送されていた「料理の鉄人」は高視聴率で6年間続いたのだが、今度の「アイアンシェフ」は視聴率もあまり芳しくなかったようで、僅か半年で打ち切りである。
 時代背景が当時とは違うのかもしれない。
 「料理の鉄人」が午後11時からの放送だったのに対し、「アイアンシェフ」は午後8時からの格上げ放送である。
 しかし、こういった少々マニアックな番組は11時と言う時間帯の方が良かったのかもしれない。 それに現役の料理人、外食に携わる人間は、午後8時というと、大抵が仕事中で、彼らの視聴率が望めなかっただろう。
 
 この番組、特に過去に放送されていた「料理の鉄人」は、多くの料理人、外食関係者に、かなり刺激を与えたのではないかと思う。
 毎回、プロの料理人が、決められたテーマ食材をもとに料理勝負をするのだが、出来上がる料理は目を見張るものばかりである。
 永く飲食の仕事をしていた私でも、全く想像できないような料理が続々と登場する。
 実際に食べて、味わうことはできないが、その手法や盛り付けを観ているだけでも勉強になる。
 さすがに超Aランクの料理人の仕事は、次元が違う。

 確かに次元が違う。
 時に、それはちょいとやり過ぎではないか、と思うこともある。
 たとえばテーマ食材が牛肉の時もである。 キロ数万円するであろう高級牛肉を惜しげも無くミンチにしてしまうのだ。 「おいおい、そりぁ、ないだろう!?」と、思わずツッコミたくなる。
 材料使い放題(フォアグラやトリュフも伊勢海老も使い放題である)の料理勝負という設定がなければ、現実にはどんな高級レストランや割烹でもそんなことはしないであろう。 
 それほど上等な牛肉なら、変な小細工はしないで、塩、胡椒を振って、さっとミディアムレアに焼いただけで充分旨いと思うのだ。
 
 ところが、双方が作った料理の中には牛肉をダイレクトに食べさせる料理が一つも無いのだ。
 大根に牛肉を射こんだものや、手の込んだハンバーグなど、その創造力は素晴らしいのだが、超高級牛肉とくれば、私なら、やはりステーキや焼肉で食べたいのである。
 私は、手の込んだ料理だけが、必ずしも旨いとは思わないのである。
 
 だからと言って、私は料理人を否定しているのではない。 そんな当たり前の料理を作ってもテレビ的には面白くないだろうし、それでは料理勝負にならないだろうから、当然である。

そんな中、最後の放送となった筍対決で勝者になった和の鉄人が作った料理は、木の芽和え、筍御飯、焼き筍と、番組の趣向からすれば、意外とも思える、筍の定番料理が並んだ。
 一見、当たり前過ぎるようにも思えるのだが、採れたての本当に鮮度の良い筍は、香りも風味も非常に良い。 まさにトウモロコシの様な甘い香りがする。
 この筍の醍醐味を味わうには、やはりシンプルな調理法が良いと思う。
 しかも筍は、年中いつでも食べられるというものでは無い。 食べられる期間がごく限られているのだ。 ならば、筍そのものをダイレクトに味わう料理を食べたいではないか。 
 そんな意味では、和の鉄人の直球勝負の献立は、良い選択だった思うのである。

 考えてみれば、この和の鉄人、黒木さんは、過去の勝負においても、あまり奇をてらったような料理は作らず、比較的、和の伝統に沿った料理を作ることが多かった。 逆にそれが勝率が良くなかった原因かもしれない。
 この番組(料理の鉄人の頃を含め)の過去の対戦を振り返ると、いかに贅沢で、斬新な料理を考え出すかで、殆ど勝敗が決まっていたように思える。

 そう思うと、やはりこの番組はショーであり、料理を題材にしたエンターテーメントである。

 一杯280円の牛丼や、ワンコインの弁当に、当たり前のように人が群がる現代では、「アイアンシェフ」は次元の離れた世界だったのかもしれない。


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 これぞ直球ファンク!
 The Meters - Look-Ka Py Py, Jungle Man








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 食   TB:0CM:0

Soul Funk名曲、名盤探索(30) 【The J.B.'s /Damn Right I Am Somebody】

2013/03/26(火) 00:00:20




ファンクと言えば、やはり、ジェームズ・ブラウンであろう。 キングでありゴッドファーザーである。
 しかし、私がレコード、CDを聴いていて飽きないのはJBsである。

 JBsとは、ジェームズ・ブラウンのバックバンドであるが、「The JB's]という名義で数枚のインストアルバムを残している。
 これが実にカッコいい。 私のお気に入りはジェームズより、JBsである。

 ジェームズの金切り声でシャウトするボーカルは、ファンである私でさえ、部屋で連続で聴いていると、時にイラっと来ることがある。
 
 確かにジェームズは偉大なファンクマスターではあるが、彼のボーカルは少々出しゃばりすぎではないか。
  ライヴでは盛り上がるだろうが、録音音源ではしつこ過ぎる。
 もともと私はボーカルよりインストの方が好みなのだ。

 上に貼り付けた動画は、オリジナルJBsが演奏している非常に貴重な動画だと思う。
 ステージ上にJBの姿も移っているが、終始後ろを向いたままバンドの指揮を取っているのが面白い。
 こってりと黒いJBsの演奏がしっかりと堪能できる動画だ。

 JB流ファンクは、彼らJBsの隙の無い、筋金入りグルーブに支えられて成り立っているのであろう。





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Soul・FunkTB:0CM:0

 ホタテの稚貝について考える。  【ホタテ稚貝の酒蒸し】

2013/03/22(金) 00:00:01

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 ホタテの稚貝である。
 春頃に成ると出回るのだが、つまり養殖ホタテを間引きしたものである。 値段も安い。 しかし、これがなかなか旨いのでる。

 どうやって食べるかは、いろいろ考えられるが、手っ取り早く味噌汁に入れるのも良い。 素晴らしく良い出汁が出るし、砂に当たる心配も全く無い。

 しかし今日は、味噌汁よりもっと簡単に食べられる方法を紹介しよう。
 酒蒸しである。

 ざっと洗ったホタテの稚貝を鍋に入れ、上から酒と水を半々位で振りかける。 量は適当である。
  蓋をして強火で蒸しあげる。
 蒸しあがった時に、水分が殆ど飛んで無くなっているくらいが良い。

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 貝の殻が開いたら、出来上がりである。 味付けは一切無し、酒と水だけである。
 インスタントラーメンを作るより簡単だ。 
 しかし、これだけで十分旨い。 素材の味そのままを食べるのが良い。

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 ホタテ稚貝の酒蒸し
(ホタテ稚貝、酒、水)





Average White Band - Pick Up The Pieces



これぞ名曲、Funk!!

Pickin' Up the Pieces-Best ofPickin' Up the Pieces-Best of
(1992/09/01)
Average White Band

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バナナについて考える。

2013/03/19(火) 00:00:46

 実は、最近バナナにはまっている。
アラフィフのオヤジが、今頃、バナナにはまっていると言うのもおかしな話しだが、数年前に流行ったバナナダイエットとかではない。
 ……そういえばあの騒ぎは何だったのだろうか? あるテレビ番組がきっかけだったのだが、一時は店頭からバナナが全く姿を消すという事態にまで発展した。 ガッツ石松氏はバナナが手に入らなくて随分お困りになったのではないだろうか? ちなみに石松氏の大好物はバナナである……

 そんな過去の話しはさておき、実は私がバナナを食べるのは数年ぶりなのだ。
バナナだけでは無く、果物を食べる習慣の無い私は、ミカンやリンゴすらも、もう何年も食べていない。
そんな私が何故、今頃バナナにはまっているかと言えば、食欲の無い時や、時間の無い時に、何か手軽に栄養の取れるものはないだろうかと考え、ふと目に付いたバナナを買ってみたのだ。
バナナというやつは手っ取り早くて良い。 皮を剥くのに包丁も要らないし、手も汚れない。
 忙しく昼食を取る時間が無い時にバナナは実に良い。 二本も食べれば結構満足感がある。
何より安いのが良い。
 私は、昼飯がバナナ一本ということがよくある。
昼飯がバナナだけとは、どれだけ貧しいのか? と思われそうだが、一日、二食で済ませることが多い私には、何も食べないよりマシであろうと思うのだ。

そんなわけで、近頃、出掛ける時はバナナをチョンマゲのように頭上に乗せて…
いやいや、アラフィフのオヤジにそんな斬新なオシャレをする勇気はとても無い。 とりあえず、バナナをズボンのポケットに押し込んで…
 あぁ、いや、これもあらぬところがモッコリして危険てある。
と、そんな下らない話はさておき、とにかくバナナを1、2本持って出掛けるのである。

しかし、今まで、バナナを含め果物を自分のために買った記憶が殆ど無い私が、買い物に行く度にバナナを買って帰るように成ったのは大きな変化なのである。

そこで、バナナの保存方法だが、基本、バナナは冷蔵庫に入れてはいけない。
当たり前の話だが、独り者の男性など意外と知らない人が多いのだ。
食品は何でも冷蔵庫に入れて於けば良いと思っているオヤジは多いのだ。
ただし、バナナを一本づつラップに巻いて冷蔵庫に保存するという方法もあるようだが、そんな面倒なこともやりたくない。

バナナは吊して保存するのが良いのだ。
バナナは、テーブル等に置いておくと、バナナ自身の重みで接触した部分から傷んでくるのだ。

そこで、専用のバナナスタンドと言うものも売られているのだが、たかがバナナにそんなものを用意するのは大袈裟である。
とりあえず、S字フック等を使って適当な場所にぶら下げれば良いのだ。

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こんな具合に吊るしておけば、なんともトロピカルである。

50年近く生きてきて、今頃になって、バナナの偉大さに気づいたオヤジである。


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孤独なディナーにはバナナと良質な音楽があれば、それで良い。






 



 食   TB:0CM:0

基本、鯵の三枚卸を動画で公開。  【鯵のタタキ】

2013/03/15(金) 10:02:22

 近頃の主婦は自分で魚を捌くことが出来ない人が殆どであろう。
 いや、現代では出来ないのが普通であって、魚を捌ける人は逆に特殊であろう。

 スーパーでは、すでに2枚卸や3枚卸にした魚が並べられ、魚屋さんでも注文すれば好みに応じて捌いてくれる。 今更、魚の3枚卸を身に付ける必要があるのか?

 勿論、本職を目指すのでない限り、そんなものは出来なくともなんら生活には困らないだろう。

 しかし、家庭でも、よりおいしい刺身を食べたいと思う人や、趣味で釣りをやる人は覚えておいた方が良い技能だと思う。

 鯵は身が柔らかく、鮮度が落ちると生臭みが出やすいため、店頭で捌いた物を求めるより、家庭で食べる直前に捌いた方が断然に旨い。
 それに、鯵は大衆的で、素人にも扱いやすく、三枚おろしの入門用には適した魚だと思う。

 そこで今回は鯵の三枚おろしを動画で公開しようと思う。

 鯵の選び方だが、鯵に限らず光物と呼ばれる魚はとにかくピカピカに光っているものを選ぶこと。
 特に刺身、タタキで食べるなら、少なくとも身がまだ硬直しているものを選ぶこと。 硬直が解けて柔らかくなったものはもはや刺身では食べられない。
 今日の鯵は一本200円で仕入れたものである。

 ここで、「挑戦してみたいが出刃包丁が無い」と言う人がいるかもしれないが、普通サイズの鯵を捌くのに出刃包丁を持ち出す必要はない。 家庭にある洋包丁で十分である。
 和包丁は使い慣れていないとかえって難しい。
 動画では家庭に在りそうな20センチ程度の牛刀で鯵を捌いている。
 さて、まず動画を観てもらってから説明しよう。

 まずは水洗いである。

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Music: Booker T. & the MG's/Green Onions

1.まず鯵の尾の方から包丁を寝かせて入れ、ゼンゴと呼ばれる鱗の塊をすくい取る。 この際、必要以上に身を削り取らないように注意すること。
2.鯵の頭を左手で押さえ、包丁の刃を鯵の尾の方から頭の方に引っかくようにして鱗を落とす。
3.鱗が取れたら、左指先を使ってエラ蓋をあけ、包丁の刃先をでエラを押さえ、そのまま引き抜く。
4.腹ビレの下から肛門まで真直ぐに包丁で切り、刃先を使って内臓を掻き出す。
5.最後にエラ蓋の中、腹腔内を含め、表面の鱗をきれいに水で洗い流し、水分をよく拭い取る。
6.俎板も洗い、水分を拭い取る

 ここまでが、水洗いと言われる処理である。 鱗や内臓の処理に困るのであれば、ここまでは魚屋さんでやってもらっても構わないだろう。
 水洗いは余計な鱗や血が残っていないように丁寧すること。 なぜなら水洗い後は、一切水を使わないのが鉄則だからだ。 

 水洗いが済んだら、いよいよ三枚おろしである。 この動画ではタタキにする想定で皮引きまで撮影しているが、天ぷらやフライにする場合は皮は引かなくても良い。

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Music: Kool & the Gang/Jungle Jazz

1.胸びれのすぐ後ろ側に包丁で中骨まで切り込みを入れる。
2.包丁を寝かせ、鯵の背側から中骨に沿って、およそ中骨の中心まで包丁を入れる。
3.同じように腹側からも包丁を中骨の中心まで入れる。 無理に身を捲りあげると、身が崩れるので、包丁の感覚だけで切り込みを入れる。
4.尾の付け根から包丁の刃先を差し込み頭の方へ向かって包丁を滑らせながら中骨から身を切り離す。
5.最後に尾の付け根を切り離す。 反対側の身も同様にして卸す。
7.腹骨をすくい取るように切り離す。
8.血合い骨と言われる小骨を取るのだが、丁寧なやり方としては骨抜きで抜き取るのが理想だ。 しかし、私は面倒なのでV字に切り込みを入れて取り除いている。
9.最後に皮を引くのだが、鯵の皮は薄いので普通に包丁の刃の方を使って引くと途中で切れてしまうことがある。 そこで頭の方から指先で少し皮を剥いておき、包丁の峰の方を使って引くと失敗が無い。
 包丁の峰でしかっりと皮を押さえ、左手で皮を引っ張るようにして剥いていくとうまくいくと思う。

 包丁はよく切れるものを使い、無理やり力ずくで捌こうとせず、刃先を滑らしながら撫でるように切っていくと良い。
 
CIMG1361.jpg CIMG1360.jpg

三枚におろした鯵をタタキにしよう。
 鯵を適当な大きさに切り、刻んだ葱、大葉、カイワレと混ぜ合わせる。

CIMG1364.jpg CIMG1367.jpg

 鯵のアラは竹串を使って写真の様に飾るとプロっぽい。

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 丁度良い和皿が無かったので洋皿に盛りつけてみた。 刺身を盛る時の基本形というのは確かに存在する。 だが、そんなことに拘るよりも各々のセンスで盛り付ける方が楽しいと思う。

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 鯵のタタキ
 (天然真鯵、水耕葱、大葉、カイワレ、大根(ケンツマ)、人参、ベビーリーフ、生姜)






 食   TB:0CM:4

 牛すじについて考える。 【牛すじと大根の煮込み】

2013/03/12(火) 00:00:39

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 牛すじである。
 何故か最近は、スーパーで売られているのをあまり見かけない。 たまたま立ち寄ったスーパーで、オーストラリア産が2パックだけ在ったものを買い占めてきた。
 100g/165円、2パックで700円ほどである。
 以前は牛筋なんてg/100円くらいで手に入ったような気がするのだが、最近は随分高くなった気もするし、大体が店頭に並んでいるのを殆ど見かけなくなった。 その理由は私もよくわからない。

 さて、牛すじの調理だが、これは何と言っても煮込み料理である。
 カレーなんかも牛すじを使うと、非常に良い出汁がでて旨い。
 関西では、おでんに牛すじは必需である。
 名古屋では、どて煮にする場合が多い。
 関東ではどて焼きというようだが、名古屋ではどて煮である。 赤味噌を使った、甘くて濃いめの味である。
 私は生粋の名古屋人でありながら、どうもあの甘い味噌のどて煮は苦手である。

 そこで今回は、大根と一緒にさっぱりと薄味で煮ようと思う。

 まず、牛すじは下茹でが必要である。
 たっぷりめの湯の中に牛筋を入れ、一度沸騰させてから、お湯を捨て、水で表面の汚れをやアクをよく洗う。

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 下茹でした牛すじを適当な大きさに切る。 牛すじは下茹でしてから切った方が切りやすい。


 鍋に牛すじを戻し、水をたっぷり入れ、酒を一割ほど入れる。 酒はあまりケチらない方が旨い。
 強火で一旦沸騰させ、表面に浮いたアクをすくってから弱火にし、30分程煮る。 この時点では味は付けない。
 牛すじだけを30分ほど煮たら、そこに大根、こんにゃくを入れる。 煮汁が足りなければ、材料が被るまで水を足す。 。
 生姜の千切りとニンニク、鷹の爪も入れた。

 ここで味を付ける。
 味付けは薄口醤油と味醂、顆粒の和風出汁を少々、薄味が旨い。 

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 さらに弱火で30分ほど煮込んで出来上がり。
 途中、煮汁が減ってきたら、水を足すこと。 スープがとても旨いので煮汁はたっぷりあった方が良い。

 一人者でありながら、こうした煮物を作ると、つい大量に作ってしまい、何日も同じものを続けて食べる結果になるのだが、自家製で美味しく出来たものは、意外と飽きないものだ。

CIMG1432.jpg

 牛すじは充分柔らかい。
 コツは最初に牛すじだけを味の付いていない煮汁で煮ることである。 味の付いた煮汁の中では、すじはなかなか柔らかくならないからだ。 大根は時間差で入れることも肝心である。
 圧力鍋を使えば、短時間調理が出来るかもしれないが、出来上がるまで蓋をあけることのできない圧力鍋では、こうした時間差調理は出来ないであろう。
 牛すじは柔らかく、しかし大根は形が崩れないほどの食感があった方が良い。 この微妙な加熱加減は圧力鍋では、難しいのではないかと思う。

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 牛すじと大根の煮物
 (牛すじ、大根、こんにゃく、生姜、ニンニク、水耕葱、酒、薄口醤油、味醂、顆粒出汁)



 食   TB:0CM:3

 ブリの腹子(卵巣)と豆腐と春菊の煮物

2013/03/08(金) 08:57:03

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ブリの腹子(卵巣)。 少々グロテスクだが、これで298円。 
 
 スケ子(スケソウタラの卵巣)や真子(鯛の卵巣)に比べるとかなり商品価値はかなり落ちるが、それほど不味いわけでもない。
 食べ方は、やはり煮るのが手っ取り早いであろう。 煮魚を作る要領で濃いめの味で煮詰めてもいいのだが、もう少し上品にさっぱりとした味に仕上げようと思う。 そのためには血抜きとアク抜きをしっかりとする必要がある。

 まず、表面の筋や皮の塊を可能な限り取り除き、太い血管が通っている所は爪楊枝などを使って穴を開け、血を扱き出す。 この作業は、丁寧にすれば完成度は増すが、カラスミを作る訳ではないので目立つところだけでよい。
 30分ほど塩水に漬けた後、一口大に切り、沸騰した湯に潜らせ湯引きにする。

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 すると、腹子がくるりと反転し、花が咲いたようになるので、それをざるに取り上げる。

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 鍋に戻し、出汁をひたひたまで入れ、酒、醤油、味醂で味付け。
 ブリの子だけでは物足りないので焼き豆腐と春菊も入れた。 春菊はあまり煮過ぎないように最後に入れる。

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 かなり薄味で仕上げているので煮汁はたっぷりあった方が良い。 薄口醤油を使いたかったのだが、切らしてしまっていたので濃口醤油を使った。

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ブリ腹子、焼き豆腐、春菊、人参、出汁、酒、醤油、味醂




松田聖子 Put Our Hearts Together


ええ! ボブ・ジェームスと松田聖子が共演してたなんて! 全然知らなかった。
 ネットを検索していて偶然見つけた動画。
 聖子ちゃん、成長したね。

 この曲はFour Playの新作アルバム「Esprit De Four」に収録されています









 食   TB:0CM:0

 酒、アルコール飲料について考える。  【大阪、浪花酒造の偽装事件 】

2013/03/02(土) 09:34:47

 先月26日、大阪府の酒造メーカー「浪花酒造」が純米酒に醸造アルコールなどを混ぜたり、安価な酒に高級酒のラベルを貼ったりしていたことが発覚し、各メディアで大きく報道された。

 私は、この報道を知ったとき、「まだこんなことをやっているのか!」という驚きを感じた。
 所謂、食品偽装事件は2007年前後に大手メーカーや老舗料亭等で立て続けに発覚し、大きな社会問題になった。
 さすがに、もはや悪質な偽装をするメーカーは無いであろうと、勝手に思い込んでいた私は、間抜けなお人よしだったというわけだ。

 私がこのニュースを最初に知ったのはテレビのニュースだが、この社長がテレビのインタビューに対して応える様子は、まるで悪びれる様子もなく、平然と釈明しているよに思えた。
 もしかすると、彼の中には、それほど重大な過ちを犯したという認識が無いのかもしれい。
 まさか、この程度の偽装は業界では当たり前なのだろうか?
 いや、そんなことは信じたくない。

 しかし、メーカーサイドでは無く、その酒を提供する飲食店サイドでこのような偽装が往々にして行われてきたことは悲しいかな事実である。
 つまり高い酒のボトルに、安い酒を詰めてしまうのである。 日本酒に限らず、洋酒、焼酎等もである。
 特に、高級なブランド酒がじゃんじゃん売れたバブルの頃は、このようなことをしている店は多々在ったと思う。 しかし、やっている当人はそれほど罪の意識もなかったのかもしれない。
 ただし、言っておくが私自身はこのような不正に関わったことは一切ない。 業界の裏話として、そういった情報を耳にしたまでである。
 しかしまさか、メーカー自身が、安い酒に高い酒のラベルを張っていたとは、さすがに想像したことは無かった。

 確かに酒のランクによる味の違いは分かりにくい。 同じ銘柄でも、純米、吟醸、本醸造酒等といった数種類の分類がある。
 実は、私も以前、どれほどの味の違いが在るのかと、飲み比べをしたことがある。 新潟の某有名酒造の同一銘柄酒で、ランク違いの酒を飲み比べてみたのだ。  
 この酒は、日本酒好きなら誰でも知っている有名な酒だが、出荷量が限定されておりどこでも手に入るという品物ではない。
 その銘柄酒は数種類のランク分けがされているのだが、1ランク違いの酒(本醸造と特別本醸造)をそれぞれグラスに入れ、2杯並べて、その場で飲み比べをしてみたのだ。
 しかし、その違いは全く感じることが出来なかった。 当時、料理を造る仕事をしていた私は、味覚にはかなり自信があったのだが…。
 
 二つを並べて飲み比べても、全く分からないという結果なのだから、分類する意味がどこに在るのだろうかと思ってしまう。 
 所詮、人間の味覚では、1ランク違いの味の差を感じることはできないのであろう、しかし、最下級と最上級を飲み比べれば、もうすこし明確な味の違いを感ずることが出来たのかもしれない。 しかし、それも場所や時間が変わってしまえば、見分けるのは困難になるであろう。

 では何故、それほど味の違いがあるわけでもない高い酒を好んで飲むのだろうか?
 その喜びの本質は、酒の味よりも、むしろ『高い酒を飲んでいる』、『贅沢をしている』という、心理面から来る、昂揚感ではないだろうか。 その高揚感が、旨いと感ずるのではないだろうか? 

 しかし、その高揚感も、その製品に、『それ相応の手間暇がかかっている』、『高価な原材料を使っている』等といった、価格対する裏付けが無ければ感ずることが出来ない。
 何も知らず、気づかずに飲んでいる時は良いが、その中身がインチキだったと分かった瞬間に、その昂揚感は奈落の底にほど下降していくであろう。
 しかし、すでに胃の中で消化してしまっているものは、もうどうすることもできない。 『そんなインチキ商品なら要らない』と、元に戻すことはできないのだ。
 この酒造メーカーのファンで、ここの酒を好んで飲んでいた人は、まさに胃の中が煮えたぎるほどの怒りを感じているのではないだろうか。
 
 もはやこの酒造メーカーの酒を進んで買う人はいないであろう。
  いやその前に、小売店が店頭に並べるのを拒むであろう。
 現時点では、この社長は容疑者でも、被告人でも無い。 しかし、その不正の代償は相当大きなものになるはずである。

 今まで、こうした偽装は内部告発によって発覚することが殆どだったが、今回は国税庁の調査で発覚したという。
 国税局がこうした酒の調査までしているとは驚きだが、しかしその、酒の中の不純な成分を検出する技術は、ごく最近、確立されたものらしい。
 この大阪の酒造メーカーが、国税局に目を付けられた原因が何だったのかは解からないが、今回のニュースを知って、『ええーっ! 国税局にそんな技術が在るのかい?!』と、慌てている酒造メーカーが他になければいいのだが。

 それにしても、これほど次から次へと偽装が発覚すると、社会全体が信じられなくなる。
  律儀で真面目と言われる日本人だが、その日本でさえ、これほどのインチキが横行しているのだから、世界を見渡せば、一体どれほどのインチキ商品が存在するのか、甚だ不安になる。 すぐ隣のインチキ大国はもとより、ヨーロッパ辺りも怪しいものである。
 

 そういえば、あの貰い物の12年物のブランディーの中身は本物だろうか? 本当に12年寝かしたものであろうか? 

 いや、どうせ味の違いなど解かりはしないのだ、そう信じて飲めば、それで良いではないか。

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 酒は楽しく、愉快に飲みましょう。




 インチキ無しの本物の演奏。

 Grover Washington Jr. - Winelight
 


WinelightWinelight
(1987/07/07)
Grover Washington Jr

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 食   TB:0CM:0

Soul Funk 名曲、名盤探索(29)  【Play Deep Funk / Sound Stylistics】

2013/03/01(金) 00:00:22

Funk、Soulが大好きな私だが、どうしても聴くのは70年代前後が中心になってしまう。
 特に懐古思想ではないのだが、どうも80年代半ば以降の音楽は私の耳になじむものが少ない。
 Soul好きの友達と話していてもやはり同じことを言う。
 Soulが良かったのは、精々80年代の前半まで、それ以降のSoulは全くつまらないと。

  つまり、現代のコンピューターを駆使して作ったサウンドが耳に合わないのだ。
 80年以降、打ち込みを使った音楽は、何故か黒人音楽に多く。 現在のHip Hop、R&Bの主流になっている。
 
 hip hopもFunkも一まとめにして、同列ジャンルに扱う音楽誌やCDショップもあるが、私に言わせれば全く別物である。 Funkは大好きだがHipHopほど苦手な音楽は無いのである。

 しかし、現在、正統派Funkを演奏するバンド、ミュージシャンは殆ど無くなってしまっている。
 かつての様なラッパ隊も揃えた生音Funkを演っているバンドは本当に少ない。
 
 しかし、90年代後半頃から、かつての様なアナログなFunkを演るバンドもちらほら出てきている。
 それが何故か、本家のアメリカよりイギリスに多い様な気がする。
 レア・グルーブ等という言葉が生まれたのも、イギリスのクラブが発祥ではなかっただろうか。
 現代Funkはアメリカよりイギリスの方が熱いような気がするのだ。

 そこで私が見つけたイギリスの超強力Funk盤がこれ!

Play Deep FunkPlay Deep Funk
(2008/05/20)
Sound Stylistics

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 The Sound Stylistics(サウンド・スタイリスティックス)。
 スタイリスティックスと言えば、アメリカの老舗コーラスグループだが、こちらはUKの凄腕ミュージシャンが、一枚限りのアルバム(現在はファンの要望に応え、2ndが出ている)ということで集まったセッションバンドで、所謂企画物アルバムのようである。

 このジャケットからして70年代をたぶんに意識しているようだ。
 そして一曲目だが、まさにJBのオマージュというか、パロディと言って良い曲で始まる。
 このアルバム第一曲目は、おそらくシャレで作ったのではないかと思うのだが、この曲でこのアルバムのコンセプトを表現しているのではないだろうか。

 2曲め以降はすべてインスト、まさにミーターズやJB’Sに通ずるソリッドな直球ど真ん中Funkのオンパレード。
 2000年以降に録音されたFunkの中では超傑作である。
 【Play Deep Funk】 まさにディープなFunkが聴きたければマストの一枚であろう。











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里芋と鳥肝の煮物
(冷凍里芋、鳥肝、こんにゃく、葱、出汁、濃口醤油、酒、味醂、砂糖)



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