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Author:オヤジ
1963年生れ愛知県在住
元居酒屋店主
2012年3月、ブログに手を染める。
 

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 ミニシアターで映画鑑賞  【ソウルガールズ】

2014/01/24(金) 00:56:53

久しぶりに映画館で映画を観た。
映画館と言っても、定員50名のミニシアター、名古屋にある名演小劇場である。
ミニシアターでは、所謂、ミニシアター系と言われる少々マイナーな作品が上映されているのが普通である。 配給元との関係も在るのだろうが、イギリスを除くヨーロッパ映画やアジア映画が多いように思う。
 これらミニシアター系映画にはマニアックなファンも多いであろう。
 私は特にミニシアター系映画のファンと言うわけでは無い。 ミニシアターに行ったのも初めてである。
ただ、私が観たいと思った映画が、そのミニシアターでしか上映されていなかったのだ。

 定員50名の劇場と言うのは、まさに学校の教室程の広さしかなく、上映前は少々不安を感じたのだが、場内が暗転してしまえば、自分の居る場所は大ホールと全く変わらない。
 スクリーンからの距離が近い分、大スクリーンで観るのと変わらない迫力である。
 音響も十分満足のいくものである。
 そして座席たが、深く身体を包み込む非常にリラックス出来るものであった。
実は映画館で映画を観るのは数年ぶりだが、近頃は何処の映画館でも此ような上等な椅子を使っているのだろうか。

 さて、肝心の作品だが私が観たのは「ソウルガールズ」である。
 ソウルを題材にした音楽映画と言えば、アメリカ映画を想像するであろうが、実はオーストラリア映画である。
 何故にオーストラリアでソウルかと、疑問を感ずるかもしれないが、それはこの映画のテーマの一つにもなっている所であろう。
 舞台は1960年代である。 60年代と言えば、アメリカでは黒人解放運動が盛だった頃であるが、オーストリアでも、先住民であるアボリジニ(所謂黒人)に対する差別が激しかったのである。
 そんな中、実力は在るのだが、アボリジニであるがゆえに社会から認めてもらえない姉妹がベトナム戦線のアメリカ兵の慰問の仕事を新聞広告で見つけ、高い報酬が得られるからと、それに応募しようとするのである。
 唯一、彼女達の実力を認めたアイルランド系の男(町のコンテストで司会をしていた男)が、ベトナムで米兵を相手に歌うならソウルを唄えと、カントリーを唄っていた彼女たちにソウルを教えるのである。
 
 彼女達は見事審査に通り、ベトナムの米軍基地や病院で唄うことになるのである。
 彼女たち(サファイヤアズ)は米兵たちに熱狂的に支持され、スター扱いになるのだが、そんな中で戦争の悲惨さや残酷さを知るのである。

 この映画、観終わってまず思うのが、オーストラリア版「ドリームガールズ」である。
 製作者は全く別物であると言っているようだが、やはりドリームガールズの影響を感じざるはえない。
 まあ、監督はドリームガールズとは全く違う世界を表現したつもりかもしれないが、脚本家は結構影響されているのではないだろうか。 もっともこれは私の勝手な想像だが。

 大体日本での宣伝の仕方はまさにドリームガールズを意識している。
 この映画、原題は「The Sapphires」である。 私はそのままで良かったのではないかと思うのだが、わざわざ「ソウルガールズ」などと言うタイトルを付けるから、「ドリームガールズ」と比較されてしまうのである。

 「夢は絶対にあきらめない」というコピーや「シンデレラストーリー」といった表現で宣伝しているが、彼女たちの夢とはなんだったのだろうか?

 この映画、実話を基に作られたらしいが、彼女たちはベトナム米軍基地ではスター扱いだったものの、その後アメリカ本土に渡り、アポロシアターで唄ったとか、オーストラリアに帰ってプロの歌手になったという訳では無い。 エンディング場面は出身地の村で村人を相手に歌うシーンで終わる。
 確かに、現実はそんなものかもしれないが、エンターテーメント作品としては落ちが無い。
 そもそも、この映画はエンターテーメント作品なのだろうか?
 歌のシーンは文句なく素晴らしい。 まさにエンターテーメントである。
 しかし、この映画には人種差別や戦争と言った社会テーマが盛り込められている。
 映画の中でアイルランド系の男(実はアイルランドからの移民はイギリスで差別を受けてオーストラリアに来た人たちが大抵である)がベトナムで唄うならソウルを唄えというのだが、実はベトナムの前線に送られたのは多くが黒人兵であったという現実がある。 つまりここにも人種差別が在ったわけである。 しかし、映画ではそこまでのことは表現されていない。 解かる人だけに解かる場面であろう。
 そして映画の中でキング牧師暗殺のニュースが流れ、画面はそれとシンクロしていくのだが、人種差別が大きなテーマに成っていることは間違いないのだが、社会ドラマと言う程、堅いものではない。 なにか中途半端な感じである。
 その他にも戦争や家族愛、恋愛などテーマを盛り込み過ぎなような気もする。

 ただし、ソウル好きの私にとって歌のシーンは最高である。 
 往年のソウルヒットが次々に登場する。 ジュリー役でリードVoのジェシカ・マーボイの歌はアメリカ本国 のソウルシンガー顔負けの素晴らしさだ。

 実話を基にした映画と言うのが、この映画の宣伝文句にもなっているが、何処までが真実で、どこまでが脚色か全くわからない。 「ドリームガールズ」は実話とは謳っていないが、誰が見てもモータウンとシュープリームスをモデルにしていることに気付くはずであるである。
 あまり実話ということに拘らず、気楽にエンターテーメント作品として鑑賞した方が楽しめる映画だと思う。



ソウルガールズ

The Sapphires

監督
ウェイン・ブレア

脚本
キース・トンプソン 
トニー・ブリグズ

原作
The Sapphires (トニー・ブリグズによる舞台版)

製作
ローズマリー・ブライト
カイリー・デュ・フレズネ

出演者
クリス・オダウド
デボラ・メイルマン
ジェシカ・マーボイ

製作会社
ゴールポスト・ピクチャーズ

公開
オーストラリア 2012年8月9日
日本 2014年1月11日

上映時間
103分

製作国
オーストラリア





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 8月15日を考える。   【日本のいちばん長い日】

2013/08/13(火) 00:00:17

 毎年八月になるとテレビでは、戦争を題材にした映画やドラマ、番組が多く放送される。
 それは、6日に広島、9日には長崎に原爆が落とされた事と、15日が終戦の日であるからであろう。

  映画館では、8月10日から、「少年H」が公開されている。 今、TVで頻りにCMが流れているし、水谷豊、伊藤蘭夫妻が夫婦役で映画に出るということで、この夏、何かと話題の映画であろう。
 映画は観ていなが、原作は結構退屈な小説だった。 映画も観たいとは思わない。
 ハリウッド制作の「終戦ののエンペラー」の方が面白そうである。
 
 しかし私が驚いたのは、先日10日に放送された「朝まで生TV」の中で、スタジオに見学に来ていた若者に、司会の田原が、戦争が終わった日を訪ねても、殆どが答えられないのだ。
 そんな馬鹿な! 毎年8月15日の正午に、は高校野球も試合を中断して一斉に黙とうしているではないか。 あれは一体何の儀式と思っていたのだろうか?

 ただし、終戦日に関しては、あくまでミズリー号で調印があった9月2日と言う意見もある。 世界的には9月2日と認識されているようだ。
 しかし日本人にとって終戦の日は、やはり玉音放送のあった8月15日ではないだろうか。
 陛下自らの肉声による玉音放送を訊いて、日本人は敗戦を自覚したのではないだろうか。
 
 そんな中で、私のお奨め映画は、1967年に公開された「日本のいちばん長い日」である。
 この映画は昭和20年7月26日の連合国のポツダム宣言発表から、受諾、8月15日正午の玉音放送に至るまでに、実際に起きた出来事を映画にしたドキュメンタリー映画である。
 
 これは歴史的事実なのでネタバレを恐れずに書くが、実は、敗戦を告げる8月15日の玉音放送に至るまでには様々な紆余曲折が在ったのだ。
 ポツダム宣言を受け入れるべきか、拒否するべきか?
 つまり降伏するか、あくまで戦争続行するかである。

  閣僚や軍上層部の間でも、あくまで戦争続行を唱える声は在ったのだが、最終的に御前会議を経て降伏を決定することになるのである。 しかしそれでも、徹底抗戦を訴える一部の青年将校らが決起(暴発)し、玉音放送を阻止するため、録音されたレコード盤を奪おうと宮内庁やNHKを占拠するのである。 
 結局、この事件は未遂に終わるのであるが、私もこの時代に生まれていたわけでは無く、事件についてはTV番組か雑誌の記事で得た知識で、なんとなく知っていた程度である。 
 元論、歴史をよく勉強している人は、詳しく承知いるかもしれない。 

 しかし、この映画は戦争の最終局面の、非常に緊迫した様子が臨場感たっぷりに表現されていると思う。
 何故、もっと早く戦争を止められなかったのか、何故それでも、徹底抗戦を訴える人達がいたのか?
 非常に考えさせられる映画である。

 そして、この映画のクライマックスでもある三船敏郎演ずる阿南陸軍大臣の自決である。
 阿南陸軍相の自決は有名な話だが、何故彼が自決したのかは、私にもよく解からない疑問であった。
 この映画を観たからと言って、阿南の本当の真意が解かる訳ではないが、何かと想像するヒントにはなるであろう。

 戦争の悲惨さや残酷さを訴える映画や番組が多くある中、この映画は人間の狂気を感じさせる映画である。

 古いモノクロ映画だが、東宝創立35周年記念作品として作られた映画で俳優陣も豪華オールスターキャストである。 映画ファン、歴史ファンともにお奨めできる大作である。

 8月15日を前に、私が是非お勧めしたい映画である。


無題 nihonn.png




日本のいちばん長い日

監督
岡本喜八

脚本
橋本忍

製作
藤本真澄
田中友幸

出演者
三船敏郎
加山雄三
黒沢年男
佐藤充
中丸忠雄







  
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 泣けません。   【レ・ミゼラブル】

2013/07/30(火) 04:04:38

 久しぶりに映画を観たんですよ。
 いや、映画館じゃなくて、DVDを借りてね。

 「レ・ミゼラブル」
 去年の暮れに公開されたばかりの映画なのに、はやくもDVD化されたことに驚きなのだが、話題の冷めきらない内に早速観てみようと思ったわけです。

 評判の映画だったので、ぜひ観たいとは思っていたのですがね。
 ツタヤのCMだったかな…
 「3度観ても、やっぱり泣ける…」
 そんな様なコピーを付けてなかったかなぁ?

 いや実は、泣けないんだよね。 これが。
 俺の感性も随分と鈍化したのかな。
 前評判に煽られて、期待値上げ過ぎたのかもしれない。

 原作はヴィクトル・ユーゴ―の小説なんだけど、文芸作品が何故にミュージカルか? と思うのだが、小説の映画化では無く、あくまで小説を原作とした同名ミュージカルの映画化と言うことらしいね。 何か、ややこしい。
 そんなわけでストーリーの展開が凄く早い。 というか、「はしょり過ぎだろう!」と言いたくなるくらいトントン拍子で話が展開していくんですな。
 これじゃ感動できない。 それでも上映時間158分という長さである。

 時間の長すぎるのもイケない。 精々、2時間位にまとめてくれないと、年配者には耐えられない。 途中で絶対にトイレに行きたくなるからね。 映画館じゃ観られない。 まあ、自宅で観てたから好きなようにストップをかけられるので良いのだが、やはり時間が長すぎるのは苦痛なんですよ。

 やっぱりこの映画、歌がメインなんですな。 ストーリーよりも。
 台詞が全部、歌。 
 ミュージカルだから当たり前なんだけど、他のミュージカル映画と比べても、歌で押してくる感じが強いんだよね。
 でも、その歌が何故か、全部同じ節に聴こえて退屈なんだなぁ… 俺の感性も鈍いなぁ。

 一番の問題は、英語が解からない。
 字幕で観てたんだけど、歌を聴いていても文字を読んでるんじゃ、そりゃ感じないよなぁ…。

 しかし、この映画を観て号泣したなんて書き込みも多くみられるので、感じられる人には感じられるんだろうね。




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レ・ミゼラブル

Les Misérables

監督
トム・フーパー

脚本
ウィリアム・ニコルソン(英語版)
アラン・ブーブリル(英語版)
クロード・ミシェル・シェーンベルク
ハーバート・クレッツマー(英語版)

原作
小説
ヴィクトル・ユゴー
ミュージカル
アラン・ブーブリル
クロード・ミシェル・シェーンベルク

製作
ティム・ビーヴァン
エリック・フェルナー
デブラ・ヘイワード
キャメロン・マッキントッシュ

製作総指揮
ライザ・チェイシン
アンジェラ・モリソン
ニコラス・アロット
リチャード・パパス

出演者
ヒュー・ジャックマン
ラッセル・クロウ
アン・ハサウェイ
アマンダ・サイフリッド
エディ・レッドメイン
ヘレナ・ボナム=カーター
サシャ・バロン・コーエン

音楽
クロード・ミシェル・シェーンベルク

撮影
ダニー・コーエン

編集
クリス・ディケンズ
メラニー・アン・オリヴァー

製作会社
ワーキング・タイトル・フィルムズ






 そんなわけでオヤジの選んだ泣ける映画。








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旧作映画批評  【バグダッド・カフェ 完全版】

2012/08/18(土) 00:00:42

 インドア派の私は映画もレンタルでよく観る。 殆ど洋画中心だが、最近は何を観てもハズレばかりで、面白いと思える映画に出会えない。
 特にハリウッド映画は、全くつまらない。 映像や撮影技術は進歩したが、どうもネタ切れ感が強い。 
 大抵に於いて、まず脚本がつまらない。 CGを多用した映像もつまらない。 

 昭和生まれのオヤジには、近頃のコンピューターで作った様な音楽(特にR&B系)がどうしても受け付けないように、CGを多用した映像も興ざめなのだ。
 やはり、映画も音楽も昭和時代の手作り感のあるものが良かった。

 こんなことを書けば、あぁ、またオヤジの懐古思想か… と言われそうだが、現代映画を観ていない訳では無い。 取りあえず評判になった映画はたいてい観ている。 だが、面白いと思えないのだから仕方が無い。

 ツタヤにぷらりと行ったら、発掘良品のコーナーに「バグダッド・カフェ」が並んでいた。
 勿論この映画は観ている。 だが、パッケージに完全版と表記されている。

 完全版…?!

 はたして、私が過去に観た映画は完全版だったのか、そうでなかったのか? 覚えが無い。
 映画を観たのも随分昔だ。おそらく完全版では無かったであろう。
 私はもう一度観たいという衝動から、「バグダッド・カフェ」を借りて帰った。



 名画とは、こういうのを言うのだろうと思う。
 実は私は、この映画を今までアメリカ映画と勘違いしていた。
 確かにアメリカで撮影された映画だが、その映像の空気感は明らかにアメリカ映画とは違う。
 よく調べてみれば西ドイツの映画だ。

 その空気感を言葉で表現するのは難しいが、何かまったりとした時の流れを感じさせる映像だ。 それがまた、大ヒットしテーマソングの「コーリング・ユー」と重なり、何とも言えない空気感を作り出している。
 副主役といえる、カフェの女店主は始終早口でガミガミと喚き立てているのだが、それ以外の登場人物の口数というべきか台詞が非常に少ないのが特徴的だ。 こういった台詞をすくなくして、映像で観せる演出は、在りがちな手法だが、わざとらしさが見えてしまうと興ざめする。 

 この映画はロケーションや音楽、登場人物を含め、全てが自然に溶け込んでいる感じがする。
 
 確かに、ところどころ妙な演出もある。 それを無理に解釈したり理解する必要は無いと思う。
 この映画の監督は、きっと高い創造力の持ち主であろう。 そのセンスを感じられるのが名画だと思う。
 監督自身による種明かし的な解説も愚である。
 監督が自ら解説しなければ、鑑賞者に伝わらないようではしょうがない。

 少々個性の強い映画なので、中には駄作と感じる人もいるだろう。 それも仕方が無い事だと思う。
 人それぞれ感性は違う、感じられなければそれまでだ。

 これは単なる娯楽映画では無く、芸術性の高い映画だと私は感じた。


 
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バグダッド・カフェ
監督 パーシー・アドロン
脚本 パーシー・アドロン
   エレオノーレ・アドロン
製作 パーシー・アドロン

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 辛口映画批評  【RED/レッド】

2012/06/07(木) 00:00:28

たまには映画の記事でも書いてみようか。
 と言っても、私は100円でレンタル出来る、ゲオの旧作専門なので、新作の話題を此処に書く事は出来ない。

 実は最近、すっかり映画から遠ざかっていたのだが、このブログのネタ探しも兼ねて久しぶりにゲオに足を運んだ。
 レンタルランキング1位に並んでいた、『RED/レッド』を借り、一人で鑑賞した。
 
 作品のコピーをそのまま張りつけると〈ブルース・ウィリスらが引退したCIAエージェントに扮し、彼らを抹殺しようとする巨大な陰謀の黒幕を追い詰めていく姿を描く痛快アクション〉ということだが…

 一言で感想を言ってみれば、バカバカしい、ダサい、どん臭い。 
 一言と言いながら、つい、三言も言葉が飛び出してしまった。 それほどの下らない映画だ。

 こんなバカバカしい映画がランキング1位とは何か騙された感じだ。

 ブルース・ウィルスはハリウッドの大物スターと言っていいと思うが、彼の作品は駄作が多い。
 秀作と言えるのは、ダイ・ハードシリーズくらいではないだろうか。 それでも、良いのは3作目まで。 4作目は退屈だった。
 彼の演技が悪いという訳では無い。 監督と脚本の巡り合わせが悪いのだろう。

 そう、映画は脚本が肝心だ。
 この『RED/レッド』は脚本が、バカバカしく、どん臭い。
 元々、ハリウッド映画はエンターテーメント性が強く、バカバカしいのは今に始まった事では無い。 それを承知の上で、単純に楽しめるのがハリウッド映画の醍醐味だ。

 しかし、この『RED/レッド』、全く楽しく無い。
 反発を覚悟で書けば、オヤジが観るには稚拙すぎる。 
 ストーリー展開があまりに漫画チックだ。 いや、この映画は漫画が原作ではないだろうか?
 観終わって調べてみれば、やはり原作はコミックだった。

 近頃のハリウッド映画は、ネタ切れ感が強い。
 昔の映画のリメイクや、パート2、パート3といった2匹目のドジョウ狙いが多い。 日本映画さえもネタにされ、リメイクされている。 そしてコミックの映画化だ。
 コミックの映像化でも、バッドマンや、スパイダーマンのようなSFファンタジーなら、それはそれで、エンターテーメントとして楽しめる。 
 しかし、この映画のコピーを見て、スパイアクション映画と思って観ていた私には、拍子抜けが強すぎる。


 漫画の映画化やドラマ化は日本でも多い。
 何故、漫画を映画にしなければならない。 それほどネタが無いのか? 単純に商業的にヒットを狙えるからだろうか?
 
 確かに、最近は大の大人が電車の中でコミック誌を広げているのをよく見かける。
 スタイリッシュなビジネススーツを決め込んだ青年が、コミック誌を小脇に抱え、颯爽と闊歩する姿に美を感じるだろうか?
 ジャージにサンダル履きで、ネギのはみ出したスーパーの袋をぶら提げ、トボトボ歩いているオヤジの方がよほど美しい。 つまり、私のことだが。

 しかし、元総理大臣ですら、現役時代に漫画を読んでいることを自慢げに語っている位だから、もはや日本の漫画文化を否定することは出来ないだろう。
 私自身も子供の頃は夢中で漫画を読み漁ったものだ。

 しかし、活字の世界(小説)に嵌ってしまってからは、2度と漫画に戻る事はない。

 やはり映画ファンと、漫画ファンは違うのではないだろうか?
 勿論、映画も漫画も両方好きだという人は多いだろう。 しかし、年間数十本以上の映画を観るようなコアなファンには漫画原作の映画化は退屈ではないだろうか?

  映画、漫画、小説は交わることのできないメディアだと思う。
 文芸作品の映画化も数多くあるが、両方を鑑賞すれば、映画と文学は全く別の世界であることがわかる。

 私には、漫画原作の映画等は、映画製作者が漫画にひれ伏したように思えるのだ。 
 元来、映画制作に関係する人間は、アーティスティックな人間が多いはずである。 漫画やTVドラマにひれ伏していては、良い作品は出来ないと思うのだが…。 
 
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RED/レッド Red
監督
 ロベルト・シュヴェンケ
脚本
 ジョン・ホーバー
 エリック・ホーバー
原作
ウォーレン・エリス
 カリー・ハムナー
製作
 ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ
 マーク・ヴァーラディアン
製作総指揮
 ジェイク・マイヤーズ
 グレゴリー・ノヴェック
出演者
 ブルース・ウィリス
 モーガン・フリーマン
 ジョン・マルコヴィッチ
 ヘレン・ミレン

 
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